実用性と入試
あかん
なんだろ、教育というものがよくわからなくなってきた。
金融教育をするようになったり、情報の授業が大切だと言われてきたり、教育全体が実用性に重きを置き始めてるんよね。
国語もその趨勢に合わせるんだったら、正解のない問いについて考える活動が大切だったりする。また、実用性の観点から少し外れるけど、古典の場合、日本の歴史的・文化的背景を考えるには必要な教科といえる。
でも、共通テストや大学入試では、答えのある問いを考えることになるし、古典だって、それら試験を射程に助動詞などの文法や重要単語を覚えないといけない。
結局、目指す先が入試という現状が変わらない限り、実用性という言葉は生徒によってはそこまで大切に思わないだろうし、かといって社会に出てから、入試批判をする可能性もゼロパーセントではないだろうし。
うーん、わからなくなるんだよな。