2021-04-01から1ヶ月間の記事一覧

世にはびこる正義マン

私はこのブログで大きな罪をおかしている。 ちなみに罪は自覚している。 それは私の意見と筆者の意見を混同していることだ。 最近は( )内の文章を私見、それ以外は筆者の意見という分け方にしているのだが、初期のものはほとんどが混同しまくっている。 と…

Z世代は親友のいらない未来を夢見るか?

Z世代という名前は、原田曜平『Z世代 若者はなぜインスタ・TikTokにハマるのか?』という著書を見て、初めて知った。 なぜ、「Z」なのかというと、上記の著書いわく、「アメリカでは彼らより上の世代が「ジェネレーションX」(諸説あるが1960年代初頭または…

自尊感情の低い子どもたちに声掛けを

世の中には生きづらさを感じているひとが多くいる。 老若男女問わずそういうひとはいると思うが、私は今回「子ども」に絞って書いていく。 自尊感情の低い子ども。 そもそも、なぜ子どもたちは自尊感情が低いのか? 古荘純一『日本の子どもの自尊感情はなぜ…

用意しない言葉

言葉を用意しなけりゃ 語れんなら 自分の頭で 考えたよ

暗いことで人に迷惑をかける

「暗いことで人に迷惑をかけるの、やめようと思ったんだよ」 作家・中村文則は言う。 悩み苦しみつらいとき。 自然と暗くなるもの。 でも自分が暗いと周りも嫌な気になってしまう。 物語の主人公があらゆることに悩んで塞ぎ込むような性格より、元気で突き抜…

あえて空気を読まない、そして、援助希求力 ――諸富祥彦『教師の資質』『いい教師の条件』

いま、Twitter上で「#教師のバトン」なるものが賑わいを見せている。 確かに勤務校の担任や校務分掌の長を見ていると、その大変さに恐ろしさを感じることもある。もはや、教師の本分である授業は二の次どころか三、四の次くらいである。 私の勤務校では、生…

坂口恭平『苦しい時は電話して』

苦しい時は電話して あ、別に病んでないです。 ただ、気になって手に取っただけ。 たとえば、心が病んでいるひと、自傷しようとしているひと、自殺を考えているひとにどんな支援ができるだろうか? とか、そもそもどういったことを考えているのか? とか、そ…