2021-09-01から1ヶ月間の記事一覧

嫌味に費やすほど人生長くない

ゲーム実況者のレトルトさんの動画をよく見るんだけど、主人公モデル(八神という)がキムタクのゲーム「LOST JUDGMENT」にて、ぐっときたセリフがあった。 いろんな事情があって(人間関係)バスケ部を辞めたいという女子高生。でも、彼女は逃げて辞めるこ…

瀬尾まい子『図書館の神様』

なんか先入観でこの小説を図書館司書のおばさんが中学生の男の子に文学を通して人生の教訓を垂れる話だと思ってたけど、全然違ってた。 主人公は若い女性教師(常勤講師)で文学に興味がないのに文芸部の顧問をもたされて不満に思っている。文芸部にいたのは…

言葉と思考の乖離 村上春樹『螢』から

村上春樹『螢』という小説の中で、名前のない〈僕〉の恋人(元恋人といったほうが正確か)が言ったセリフ。 「うまくしゃべれないのよ」 「ここのところずっとそうなの。本当にうまくしゃべれないのよ。何かをしゃべろうとしても、いつも見当ちがいな言葉し…

桑原朱美『保健室から見える親が知らない子どもたち』

NLPという心理療法がある。 Neuro Linguistic Programing(神経言語プログラム)の略称で、別名「脳と心の取扱説明書」と呼ばれる最新の心理学であるそうだ。 「人間が苦しんだり、喜んだり、立ち直ったりする本質的なしくみ」「人間が変化し成長していく原…

齋藤孝『新しい学力』

これからの時代、「生きる力」が求められている。 文部科学省は「生きる力」について以下のように定義づけている。 ・基礎的な知識・技能を習得し、それらを活用して、自ら考え、判断し、表現することにより、さまざまな問題に積極的に対応し、解決する力 ・…

話を聞かぬ野蛮人

話を聞かない人がいる。 Twitterでも話題になっていた言葉がある。 「バカでもわかるように説明に工夫したところで、そもそもバカは説明を聞いてない。」 言葉は悪いが、まさにその通りだと思う。 そうなってしまえば、言葉など無意味と化す。 実際、人類み…

長沼睦雄『10代のための疲れた心がラクになる本』

10代にはさまざまな悩みがある。 精神的な疲れであったり、それが身体的な疲れであったりもする。 まずは、身体の不調について述べるが、私は医学に関する知識は皆無であり、それなのに「〇〇症」などと訳知り顔で書くという蛮行を、今回私が紹介する『10代…

Iメッセージの発見

Fラン大学就職チャンネル (改めて名前がよくない。内容はすごいのに、名前のせいで敬遠されている気がする) 毎度毎度心に刺さる話ばかりで驚かされる。 今回ばかりは、書かねばならぬと思い、筆を下しました。 はい。 この話、ようはインフルエンサーの言…