2020-05-01から1ヶ月間の記事一覧

Think clearly ①

ロルフ・ドベリさんの書いたビジネス書の話です。 52個もあるので項目だけでもここに書いてアウトプットしようと思う。 1.考えるより、行動しよう 人間考えるのはラクなんです。責任を負わなくていいから。また、ブラック企業に勤めていて、ブラックだとか思…

橋本陽介『使える!「国語」の考え方』

今回はあんまり真剣に考察するとかじゃなくて 軽くいろいろ述べて行こうかなと思う。 ①羅生門の授業 ②小説文の授業について生徒はどう思っているのか? ③小説を読むことの意味を問う ④ツッコミを入れる ⑤理解されやすい文章のセオリー ⑥まとめ ①羅生門の授業…

ビニール傘の憂鬱

雨 一粒一粒に哀しみの粒子と情熱の灰が詰まっていて 雨 見えぬ歓びを感じる暇もなく僕らは歩く 雨 ギャロップがどこかで聞こえる すぐ上なのに、僕らは前を見る もしくは下か 雨 憂鬱な日にはコーヒーを飲もうと思っていたのにさっき買ったのは緑茶だった …

灰色になっていく

どうしようもないきもちになると どれだけ星が綺麗でも子犬が可愛くても血が赤くてもどうでもよくなる そんなふうにして すべて灰色に 灰色になっていく そんなときがある 街は大きな蝶になって 何処かへ飛んでいく そんな夢想をしている僕も 灰色になってい…

中村文則『土の中の子供』

中村文則『土の中の子供』。 養父母から虐待(土の中に埋められた過去もある)を受けたという過去を持つ青年の話で、常に暗い空気が漂っている。 この作品は芥川賞受賞作だが、選考委員の村上龍に「虐待を受けた人の現実をリアルに描くには簡単ではない。/他…

変身譚として読む『砂の女』(大学のレポートで提出したもの)

1 はじめに 安部公房は一九二四年、東京に生まれ、十六歳まで満洲の奉天で過ごす。一九四三年に東京帝国大学医学部に入学する。一九四八年に大学を卒業するも、医師にはならずに、創作活動に勤しむ。一九五一年に『壁――S・カルマ氏の犯罪』で芥川賞を受賞…

藤原和博『10年後、君に仕事はあるのか?』

著者の藤原和博さんは教育改革実践家で、奈良市立一条高等学校校長を務めている。ところが、藤原さんは東京大学経済学部卒業で、元リクルート社のフェローだという。つまり、教育とは何ら関係のない道を進んできた方なのだ。 巷でよく囁かれる「教師は社会人…

これ、小学生でもできるよ笑?

これ、小学生でもできるよ? って言葉が嫌い。 お前のいう小学生はどんな小学生だ? もし、簡単な計算問題を間違えて、「これ、小学生でもできるよ?」と言われたら、「小学生何年生のことですか? それとも全国の小学生から無作為に抽出した1名のことを指す…

伝えたいことを伝えるために

どうやって人にわかりやすく伝えればいいのか。 私の一番の悩みどころである。 私は小さいときから話すのが下手だった。だが、その下手さから笑いを誘ったこともあり、別にこのままでもいいかと思うようになった。 だが、働き始めてから、伝達能力のなさが露…

サメくんの苦悩の解説

安部公房の『他人の顔』という小説がある。 化学研究所での事故により顔が溶けてしまった男の話である。 この小説が面白いところは、その男が「仮面」をつくり、自分の名を伏せて、妻を誘惑し、うまく籠絡できたのだが、男は「仮面」を被った自分自身に嫉妬…

サメくんの苦悩

キンコンカンコン チャイムが鳴りました。予鈴です。 ボクは急いで教室に向かっています。 ウウン ウウン ウウン 間に合いました。 ボクの席にイカくんがいました。 「イカくん。そこはボクの席だよ」 「ああ、ごめん。サメくん」 イカくんの姿を見るのは久…

村上慎一『なぜ国語を学ぶのか』

「岩波ジュニア新書」ということで、小中学生でも読める易しい著書である。 先生と生徒の対話形式で「なぜ国語を学ぶのか?」という疑問に答えていく。難しい言葉はいっさい出てこない。 読みやすい。 正直、大人の自分が読むにはあまりに易しすぎた、という…

内田樹『そのうちなんとかなるだろう』

私は内田樹さんについてあまり知らなかった。 「あまり」ということから、「少し」は知っていたということなのだが、そうはいっても、内田さんの文章が阪大の試験に出た(『街場の戦争論』)とか高校で内田さんが講演しに来てくれたとかそれくらいで、内田樹…

村上龍『コインロッカー・ベイビーズ』

村上龍『コインロッカー・ベイビーズ』は1980年10月に講談社より書下ろされた長編小説である。コインロッカーベイビーとは鉄道駅などのコインロッカーに遺棄された新生児のことで、これは所謂捨て子であり、こういった遺棄事件はを1970年代に日本国内で同時…

奥泉光『夏目漱石、読んじゃえば?』

奥泉光さんの名前は存じ上げておりましたが、実際に奥泉さんの著書を読んだことはついぞありませんでした。 奥泉光さんは、芥川賞を受賞した『石の来歴』が有名で純文学作家と思いきや『「吾輩は猫である」殺人事件』や『シューマンの指』といったミステリー…

reNEW

カテゴリー分けをしようと思う。 過去のブログも。 一つ目が「IDEA」。 参考文献を入れつつ、私の思っていることをわりと真面目に取り扱った内容のものをこのカテゴリーにする。 二つ目が「BOOKS」 実は「書物について考える」という別のブログを立てたのだ…

デジャヴ

初めて体験したことなのに、以前どこかで同じような体験をしたことがあるような.... そういった感覚を、デジャヴという。 デジャヴがなぜ起こるのか、その原因は現代の医学を持ってしてもまだはっきりとしていない。 これから書くのはしょーもない私の戯言で…

実験(読まなくていいです)

こんにちは手塚治虫です 実験です。 私がブログをよりよくするための、実験です。 いろんな機能を使ってみます。 だから、読まなくて、いいです。 こんにちは こんにちは こんにちは こんにちは こんにちは 夢をかなえるゾウ 作者:水野敬也 発売日: 2013/04/…

努力の方向性

目的・手段 目的は、実現して目指そうとしていることがら。 手段は、目的を達するために必要な方法。 例えば、「○○大学に合格したい!」と思っている子がいるとする。 その子の目的は「○○大学に合格すること」で、手段は「毎日、○時間勉強すること」といった…

いじめについて考える

1986年 中野富士見中学(東京)いじめ自殺事件 「いじめ」が初めて社会的にクローズアップされるようになった事件。 中二の男子生徒Aくんは、クラスメイトに下校時にバッグを持たされたり、プロレスごっこという名目で投げ飛ばされたり、ペンで顔を落書きさ…

苦手が個性だと

去年のM1でかまいたちがトトロを観ていないことを自慢するっていう内容の漫才をしていた。 していないことを自慢する人間の滑稽さを笑うのだろうが、私は思い当たる節があって心から笑えなかった。 私は、英語のリスニングが苦手 私は、パソコン操作が苦手 …

言い訳Maybe

なりたい理由は、言わないくせに なりたくない理由は、いっぱい出てくる 何を言われても 初めの言葉は、いや、 いや、いや、いや どうも言い訳のスペシャリストです 言い訳する人間に、進歩はないぞ パワプロに出てくる六道聖が言いました 言い訳する人間に…

興味関心を持つべきである

本題に入る前に少しだけ政治について。 あまりそういった話題はしたくないのだが、少しさせていただく。ただ、私は右派でも左派でもないということを念頭に置いていただきたい。右派的なところもあれば左派的なところもある、と言えばいいのか、そもそも私自…

無視する力

俺、○○ってアニメ好き リツイート2 いいね5 俺、○○ってアニメ嫌い リツイート10 いいね15 まあ、私見だが「○○が好き」というツイートよりも「○○が嫌い」というツイートの方がリツイート(拡散)されやすい傾向にあると思う。Twitterにおける「いいね」…

とりあえず

コロナ禍の中、医療現場はとても大変な状態だ。とりあえず、これだけ言いたい。政府批判とか勝手だしされて然るべきところもあるが、日本の医療は終わっている、とかいうのはやめてあげてください。