名言集①

①「若さ」にまつわる名言

 

松下幸之助(実業家・Panasonicの生みの親)

「全財産を渡してでも若い頃に戻りたい」

・お金は大事と言われるが、お金で「若さ」は買えない。

 

本田宗一郎(実業家・Hondaの生みの親)

「かけがえのない若さも、それを自覚していなければ『豚に真珠』、『猫に小判』であってなきに等しい。『若さ』を自覚してこそ、初めて苦しみに耐え抜く勇気も、明日への活力も湧いてくる」

エッフェル塔の中にいてもエッフェル塔の美しさには気付けないもの

 

伊集院静(小説家・「機関車先生」など)

「若者は欲望のかたまりでいい。純粋は欲望と隣り合わせている。欲望への葛藤など棄てればいい」

・「若さ」は武器だから。

 

 齋藤孝(教育学者)

「若いときの孤独は汲めども尽きぬ泉になる。苦労は買ってでもしろと言われる。孤独もまた自ら買って損はない」

夏目漱石の人生について言及したときの言葉

 

 今が一番若いんだから、今のうちに!!!

 

②「人との出会い」についての名言

 

稲盛和夫(実業家)

「短い人生の中で最も楽しいことは自分の心の波長と合う人との出会い」

・「人脈広がりました」とブログに書くようなやつはクソと林修は言ってたけど、そこまでは言わないが、よく親友は数ではなく質だといったことをよく聞く。自分のことを理解してくれる人がひとりでもいればいいものですよね。

 

斎藤茂太精神科医斎藤茂吉の長男・北杜夫の兄)

「人と会うのが苦手な人の大半は、相手と打ち解けるのに時間がかかるものだが、それは出逢いの一瞬に相手に対する親愛の情を示さないからだ」

・友達ができないのは自分も悪い、と暗に斬っている。そういや斎藤茂太賞ってのがあって、オードリーの若林正恭『表参道のセレブ犬とカバ―ニャ要塞の野良犬』が受賞していた。手元にないな。買お。

 

ハンス・クリスチャン・アンデルセン童話作家

「山から遠ざかればますますその本当の姿を見ることができる。友人にしてもこれと同じである」

・失って気付く大切なものってあるよね。村上春樹1973年のピンボール』に「遠くから見れば、大抵のものは綺麗に見える」って言ってたけど、これは若干のディスを込めているよね。記憶が美化されるみたいな。捉え方次第で変わってくる。難しいところ。

 

グロリア・スタイネム(ラディカル・フェミニズム運動の活動家)

「人に認めれられようと期待しなければ自然と尊敬され、認められるようになるものよ」

・承認欲求が強すぎて、前へ前へ出るのは危険なことだと警鐘していますね。彼女はフェミニズム運動の活動ですね。近年、フェミニズム運動が活発しているが(KuTooとかね)、あくまで男女平等が謳われているわけであって、男子尊重・女子尊重の対立じゃないってことに留意して。

 

③「生き方」についての名言

 

渋沢栄一(官僚・実業家・一万札に載る予定の人)

「富者を羨んでこれを嫉視するのは自分の努力の足りぬ薄志弱行の輩のやることだ。幸福は自らの力で進んでこれを勝ち取るのみだ」

・栄光は自分でつかみ取れ!! 成功者の言葉を聞いてもなって嘆息が聞こえるが、実際それで成功をしているから、彼らの言葉を聞き入れることも大切ではないかな。ただ光ばかり見すぎると、目に悪いから影も見なさいよってことで、失敗者の意見にも耳を傾ける。そういったことが重要だと思う

 

ゲオルク・クリストフ・リヒテンベルク(哲学者)

「あなたの行為の中で最悪なものは、ああすればよかった、こうすればよかったのにと、思い悩むことである。」

・覆水盆に返らず、ですね。英語では「こぼれたミルクを嘆いても仕方がない」だそう。

 

バールーフ・デ・スピノザ(哲学者)

「自分にはできないと思うたいていの出来事はできないのではなく、本当はやりたくないだけ」

・過去の失敗から先人たちの失敗から「できない」と思い込んじゃっている。そういえば、『嫌われる勇気』というアドラー心理学を下敷きに書いた自己啓発本が人気だが、そこで「トラウマ」の存在を否定している。自分ができないのは過去のトラウマのせいだと決めつけているだけだ、と。でもね、これ教育の現場ではこんなきっぱりと言ってはいけないね。こういうのは自分で気づかなくちゃいけなくて、他人から声を荒らげて言われるようなことじゃない。

 

アン・モロー・リンドバーグ(飛行家)

「すべての要求を充たすことなどできません。人は、海辺の美しい貝がらをすべて集めることはできないのです」

・「完璧な文章などといったものは存在しない。完璧な絶望が存在しないようにね。」と村上春樹も言っている。「完璧がついに達成されるのは、何も加えるものがなくなったときではなく、何も削るものがなくなったときである」とサン=テグジュペリも言っている。相容れないように見えるが、サン=テグジュペリの言う「完璧」はその人にとっての「完璧」であって、真の意味での「完璧」ではないんだろう。

 

ジョージ・エリオット(作家)

「なりたかった自分になるのに遅すぎるということはない」

・日向坂46の「青春の馬」という歌に「夢が叶う叶わないかはずっと先にことだ」とありますが、まさにその通りだと思います。人生百年時代! 急がなくていい!

 

ヘレン・ケラー(教育家)

「顔をいつも太陽のほうに向けていて影なんて見ることはないわ」

・太陽を見失ったら方角も判んなくなっちゃうからね。闇がおとずれる夜は不安になるけど、また日は昇る。安心安心。

 

配られた手札でトランプをする。

種が蒔かれた場所で花が咲く。

産んでくれた親のもとで育つ。

自分として生まれた以上、他の誰かにはなれないんだから、「自分」らしく生きろ。

先人たちのメッセージは、我々を動かすための原動力になる。

 

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本来はここまでなんだが、ひとつだけ…。

 

名言を並べたところで、お前の言葉はどこに行った? 

そう思う人がいると思うけど、結局俺たちの使っている言葉は誰かの借り物であるのは確か。

平安時代から漢詩の言葉を使ったりして、ものの感じ方や捉え方を共有してきた。

ひとの考えは誰かの言葉を土台に固めていくことで成り立っているんだと思うし、そうすることで何か新しい発見ができるかもしれない。

このブログは思考のアウトプット。

先人の言葉を借りて、感動して、俺の歩き方を少しずつ決めていくよ